だいきろぐ

記録的ないろいろ

ギャー!ついに来るのか!?日本のどこかで大噴火

2015年

6月11日

気象庁は火山活動が活発化している浅間山(群馬・長野県)に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げた。火口周辺で小規模な噴火の可能性があるとしている。

浅間山では5月に986回の火山性地震を観測し、月別では2010年4月以降で最多だった。11日には火山ガスも増加したという。

6月17日

浅間山火山性地震が167回を記録し、2009年6月以来、6年ぶりの多さとなった。16日は143回だった。気象庁が採取した火山灰を分析した結果、新鮮なマグマが固まってできた物質が含まれていた。このため、16日朝の小規模噴火は、地中のマグマが地下水に直接触れて水蒸気となり、爆発する「マグマ水蒸気噴火」だったとみている。東京大地震研究所の火口付近の空振計の観測データから、16日の噴火時刻は午前8時50分ごろと推定した。気象庁によると、18日は天候不良のため山頂の状況は目視できなかった。新たな噴火は確認されていない。

6月30日

気象庁は活発な火山活動が続いていた箱根山大涌谷でごく小規模な噴火が発生したとみられると発表。噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)からレベル3(入山規制)に引き上げられた。

これを受けて箱根町大涌谷の火口から半径約1キロの範囲に避難指示を出し、首相官邸は同日、危機管理センターに情報連絡室を設置した。

気象庁によると、29日に確認した大涌谷の新たな噴気孔の周りで火山灰などが堆積していることが30日の調査で判明した。ロープウエーの大涌谷駅付近でも降灰があった。同庁は「大涌谷の火口から約700メートルの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がある」として警戒を求めている。 箱根山が最後に噴火したのは12世紀後半~13世紀とされ、今回の噴火はおよそ800年ぶりとみられる。